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ぼちぼち営業日誌

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No  37

浜崎あゆみ


さて1990年代半ばから後期にかけて君臨した歌姫安室奈美恵に代わり、「女王」と呼ばれて久しい浜崎あゆみについて。

随分古い話題ですが、そんな彼女が昨年12月発売したシングル『Together When…』(紅白で歌ったやつ)は、CD化せずに音楽配信のみという、音楽業界初の試みで発売が開始されました。


われわれ出版業界もデジタル化、e−bookが謳われ続けていますが、現状どうかといえば,
携帯小説・漫画などのコンテンツが普及しているものの、やはりまだ紙の優位を否めません。

書籍自身の電子化もさることながら、紙媒体の書籍を「いかに早く・便利に手に入れるか」、などネット書店の動きの方も時々刻々と進化してるように思われます。

この『Together When…』、その後のベストアルバムに収録(これはCD化)されたこともあり、爆発的とはいかないまでも、まぁ結構売れたようです。

でも実はそんなに売れなくても、CD作成費、流通費、倉庫保管代などかかっていないので、CD化した場合より、かなり利益率が良いのだろうと思ってしまいます。

さてこのデジタル化を出版を取り巻く業界にあてはめるとどうだろうか。


【良いとこ】
紙が要らない→印刷製本費がうく!環境にもやさしい!エコだす。

運搬費用がかからない→高いヤマト便もなんのその、倉庫もいらない

なんつっても軽い→重たいダンボールを持って腰を痛めなくていい!

早い、グローバル→いつでも、どこでも、どんなときも

返品のリスクもないよ!→全て客注!

低価格の実現→読者もお求め安い値段で購入。

小部数からの出版→売れにくい本も出版しやすい。


まさにパラダイスです!

なんていいことばっかりのようですが、実際はどうだろう・・・。

その反面・・・

【嫌なとこ】
紙が要らない→製本・印刷会社は不要?もはや本とは違う存在?

運搬費用がかからない→出版専門の倉庫・運送業者は?

なんつっても軽い→筋力の低下(↓)

早い、グローバル→これはいいか。ただネット環境がない人は?

返品のリスクもないよ!→取次・リアル書店そのものの存在意義

低価格の実現→はたして安かったら売れるのだろうか?値段はコンテンツの優劣できまる?

小部数からの出版→お手軽出版が増える?


↑つっこみどころ満載ですが、堪忍してください。


デジタル化によってまず打撃を食らうのが、この「本」という物理的な移動を担っているところでしょう。
次に本という紙媒体を作るところ。

かといって費用もかからずに誰でもお手軽に本を出せるようになれば、出版社もしっかりとしたコンテンツを保持して、管理できなければ生き残れなくなってしまうのでしょう。

出版社や書店とはまた違う、制作から管理、販売、流通までを行う新たなビジネスが生まれるかもしれません。

冷蔵庫がデジタル化することはないし、冷凍食品もデジタル化することはありません。

デジタル化し得るコンテンツを扱う業種にとって、この流れは逆らうこともできないし、無視できない。
むしろ利用していくことになるのでしょう。

一番大切なのは、購買者のニーズとは何ぞや、それを実現するための変化を受け入れる柔軟性を持つことだとおもいます。

なんか結論のない話になってしまいました。

avexの今後の動きにも注視していきたいと思います。









              
            

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